壱岐島のオリーブオイルってどうなの？

壱岐島のオリーブオイルは、ヨーロッパのオイルとは違い辛味苦味を抑えるために、オリーブの実が完熟したものと適度に青実も入れて搾ります。この島で育てたオリーブオイルは、マイルドな口当たり、しかし味はしっかり感じますし、とってもフルーティーな一品です。
健康志向の高い、日本人のために作ったオリーブオイルです。パンにかけても良し、玉子かけご飯や白身魚などのカルパッチョに、たっぷりかけて、レモンとお塩。お皿に残ったオリーブオイルも全部美味しくいただける。壱岐島のオリーブオイルはこうしたオリーブオイルです。・・・・・美味しいですよ！

パンとの相性の良いオリーブオイルとは

パンと相性の良い、美味しいオリーブオイルとは、
・ちゃんとフルーティな味がする事、・一口飲むと辛すぎて咽たり、苦すぎたりしない事、
・普段のお料理にもちゃんと使える事
オリーブオイルとは、加熱処理を行わず搾っただけの、オリーブのジュースとお考えいただければわかりやすいと思います。その搾ったジュースの7～10％の油成分がオリーブオイルとなります。

低価格なピュアオリーブオイル、これはまず外します。ピュアオリーブオイルは、耳障りは良く聞こえますが、元々の原材料の質が悪かった（何日も経過したオリーブから搾油して作るオイルは酸度が高くなります。）オリーブオイルを精製したものです。酸度を下げる精製過程で、体に良い成分も、旨みを全部取り除いてしまった食物油ですから、味がしませんのでパンに付けても美味しくないです。オリーブオイル本来のサラッとした食感ではなく、サラダオイルみたいなべたべた感がしたりします。

時折、フルーティな味がしないエキストラバージンオリーブオイルもあります。この場合は、オリーブの実が熟しすぎていて味が薄いのです。こういうオリーブオイルとパンも美味しくありませんよね。熟した実だけでなく、適度に青実を使えば美味しくなるのです。必要以上に熟した実を使う理由は、オリーブオイルを搾れる量が増えるからです。ですので比較的安価な品に多く見られます。
何の商品でも一緒ですが、安いものには裏があるという事です。（オリーブオイルなら、本物のエキストラバージンオイルではないという事です。
逆に、早熟の青実だけで搾ると非常に辛く・苦くなります。そして搾れる量も2～3％程度となり搾油率も非常に悪いです。通常日本での搾油率は、7～10％となっております。

パンにつけて美味しいオリーブオイルを探されるのなら、少し高めのエクストラバージンオイルがお勧めです。あまりに安いと産地偽装やピュアオリーブオイルなどが混ざったりなど素性のわからない偽物の可能性もあります。こうした観点から、壱岐オリーブ園では、外国産のオリーブオイルは一切扱っておりません。壱岐島で採れたオリーブの実だけでオリーブオイルを作っております。国内のオリーブ農家も売上を上げるために外国産と一緒に混ぜて販売している例もございます。
　安すぎたら、オリーブオイルの生産者は、とても生活できないです。